CAP・じょうえつ

CAPとは?

CAPとはChild Assault Prevention (子どもへの暴力防止)の頭文字をとったもの。
いじめ、虐待、痴漢、誘拐、といったさまざまな暴力から子ども自身が自分を守るための 人権意識を育てる教育プログラムです

子どもたちは誰でも「安心」して「自信」を持って「自由」に生きる「大切な3つの権利」を持っていることを、劇や話し合いを通して伝えます。

子どもたちは、自分を大切にし、友だちや他の人をも大切にすることを学びます。

そして自分の「大切な3つの権利」が奪われそうになったら「いやだ」「逃げる」「相談する」という方法があることを考えます。


CAPの歴史

1978年アメリカオハイオ州で小学生がレイプされたことがきっかけとなって作られました。人権教育をもとに、暴力から自分や友だちを守る方法を具体的に伝えています。
1986年にはヨーロッパ、1988年には中南米でも活動が始まりました。
日本へは1985年、森田ゆりさん(アメリカでCAP創設、普及に深く貢献)によって紹介され、1995年以降CAPグループが各地で活動しています。1998年に『CAPセンター・JAPAN』設立、2009年には『J-CAPTA』が設立されました。

もっと詳しく知りたい方は  J-CAPTAのサイトへ

CAPプログラムは、養成講座を修了したCAPスペシャリストによって提供されます。

※CAPプログラムの使用に関する権限は、ICAP(International Center for Assault Prevention)が持っています。許可なく子どもワークショップを模倣・実施することは固く禁じられています。
ICAP http://www.internationalCAP.org


CAP・じょうえつ

『上越にCAPを』の思いを込めて1997年から準備を始め、1998年にCAPスペシャリスト養成講座の受講者が中心になり、9月『CAP・じょうえつ』を発足。1999年6月、初めてのワークショップを実施。2023年現在、582回のワークショップ、10,000人を越える子どもと大人にCAPプログラムを届けています。

CAP・じょうえつの活動

上越地域を中心に活動しています。

こんなところでワークショップを実施しました

学校(小・中・高・大・特別支援学校)
園(保育園・幼稚園・こども園)
保育士、教職員、児童養護施設など専門職研修
民生委員・児童委員、更生保護、市議など地域の支援者向け研修や勉強会
市民団体への出前講座 など
CAPワークショップ CAPワークショップ実施校

DV、虐待防止、相談支援、子育て、男女共同参画、人権などの研修を企画


CAP・じょうえつは、虐待、いじめ、性被害、差別など、子どもが暴力の被害に遭うできごとに心を痛め、自分たちにできることを探していたメンバーが集まっています。
教育、福祉、医療などの仕事をしている人、子育て中の人、介護中の人などさまざまです。子ども、子育て、福祉、更生保護、人権擁護などの市民活動や市の委員会にも携わっています。

CAP・じょうえつ会員

☆一緒にCAPを子どもたちに届ける人 募集します!
CAP・じょうえつメンバーになりませんか?

  • 正会員 CAPスペシャリスト養成講座修了者 会費6,000円/年
  • 賛助会員 CAPを応援したい人どなたでも 会費 3,000円/1口(何口でも)
CAP・じょうえつ 会則